「三方良し」の三方とは、「売り手」と「買い手」、それと「世間」を指すようです。
《「さんぽうよし」とも》「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。 売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ。近江商人の心得をいったもの。 (デジタル大辞泉より)
下記の記事にもありますが、自分と相手、まさに『7つの習慣』にでてきる「WIN-WINの関係」というやつですね。
そこに「世間」が加わってくる。
まさに「お天道様が見てる」というように、誰にも見られなくても恥ずかしくない行動・行為であるべきという教えなんですね。
私なりの三方
ここからは、自分の見解です。
私にとっての「三方」は、「自分達」「お客様などのお相手」「未来の誰か」になります。
(1) 自分達
まず「自分達」のこと。
決して「自分」ではありません。「We」になります。
所属する組織や自分達チームのため。または「家族」や「スポーツチーム」など。
(2) お相手
次は「お相手」になります。
お客様や取引先などのお相手様です。
こちらに意識が行き過ぎると「お客様は神様だ」というような発想になりがちなので、ご注意を!
(3) 未来の誰か
そして最後が重要で、未来の誰かのため。
未来の誰かとは、未来の自分達もあるでしょう。未来の新しい仲間達かもしれません。
さらに未来の社会、子どもたちかもしれません(まだ産まれていない人も含みます)。
SDGs的な考え方になりますが、ここの発想があるか無いかで、今の打ち手が変わってくると思っています。
まとめ
常に「優しさ」を下地にすることが「三方良し」につながるのではないか?
そんなことをいつも考えて行動しています(もちろん毎回できてはいませんが・・・)。
だから「自分さえ良ければいい」という行動が目に入ったり、知ったりすると、私は無性に腹が立つのですね。
今、気が付きました。
そんな「三方」への思いが、少しずつ未来を形作っていくのだと思うんです。
最初は小さな「輪」だとしても、少しずつ周囲に電波していって、「優しい」世界が膨らんでいってほしい、そんな気持ちで一杯です。
何かを決めるときの自分ルールは、それは「3楽」になってるかどうか。 自分も楽しい、周りも楽しい、未来の子どもたちも楽しい。(てんつくマン)