タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

【復刻】そうだ、⼈間ドック ⾏こう。

今週は人間ドックがありました。

そういえば、7年前に社内報向けに書いた文章を思い出したので、加筆訂正したものをこちらに掲載しようと思いました。

健康は大切です! 

皆さん、人間ドックに行きましょう!!


【そうだ、人間ドックに行こう。】 (2015年9月)

⾼校⽣の頃のことだったと思う。初めて「⼈間ドッグ」という⾔葉を⽿にしたのは・・・。
あの頃は、よく意味を理解できずに、次のような妄想をしてしまう⾃分がいた。

あくまでイメージの話である(ちなみに、20年前は存在していないバンド)。
社会⼈になってから、ようやく「ドッグ(dog)」ではなく、「ドック(dock)」であることを理解できたのであった。

天下のWiki先⽣に聞いてみると・・・

⼈間ドック(にんげんドック)は、⾃覚症状の有無に関係なく、定期的に病院・診療所に赴き、 ⾝体各部位の精密検査を受けて、普段気がつきにくい疾患や臓器の異常や健康度などをチェックする健康診断の⼀種。 「ドック」は船渠(船を修理・点検するための設備)を意味する英語dockに由来するため、「⼈間ドッグ」は誤記である。
ウィキペディア百科事典より)

「⼈間ドッグは誤記とある」と書いてある。
私と同じように、間違った妄想をしている⽇本⼈がたくさんいるということか・・・。

何とも情けない。

というわけで、京都に⾏く前に、「そうだ⼈間ドック⾏こう。」というのが今回のテーマである(またまた、前置きが⻑くなってしまった!)。

私は、普段から健康のためなら死んでもいいと思っている。

29歳の春には、『100まで⽣きたい』という曲を作詞・作曲してしまうほど、健康で⻑⽣きしたいと思っている。

そんな性分のせいか、ちょっとした体の異変があると、すぐに病院に⾏ってしまう臆病者でもある。

もちろん、今の⾃分の体は、借り物であり、死にゆくときには、この体をお返しすることになるので、お返しする際には、少しでもキレイな状態でお返ししたい。

なので、きちんとメンテナンスすることが今の⾃分にできることかと考えている。

とキレイごとを⾔っても、最近、代謝が悪く、運動しても、体重がまったく減らないのだ。

「なぜ?なぜ?」  なぜ、こんなに動いているのに体重が減らない?
⽢いお菓⼦を⾷べながら考えてみたのだが、答えは⾒つからなかった・・・。

⼈間ドックは、35歳から毎年受診するようにしている。

悪いところはすぐに⾒つけて、すぐに治せばオッケーということで。

ここで、医療のワンダーランド、テーマパーク「⼈間ドック」のアトラクションを順に紹介していきたいと思う。

どのアトラクションもファストパス無しでも、早めにトライできるので、感動間違いなしだ。

MRI

40歳の時に初めて体験。無症候性の脳梗塞や脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)、脳腫瘍などの診断を早期に発⾒ できる。

オプション料⾦は約2万円。

やる前は、2〜3分くらいで終わると思っていたが、意外にも狭いMRI装置内に約20分間も閉じ込められることに・・・。

私は⾼校⽣時代、ドラちゃんばりに押⼊れで寝ていたくらい、むしろ狭い所が⼤好きな⽅なのだが、この狭さに恐怖感を覚えてしまうほど。

動いては⾏けませんと⾔われると逆⾏したくなるのが⼈間ってもんでしょ!

20分間、何もやることが無いので、エッチな妄想でもしようと思い妄想したのだが、「マズい!! 脳内の測定結果がピンク⼀⾊になってしまう!!」と本気で焦ってしまった⾃分がいた。

恥ずかしい限りである(実際、検査結果画像にはエッチのものは映っていなかったので、ひと安⼼)。

ファットスキャン

2009年1回のみ実施。お腹の断⾯図(内臓脂肪)を撮ってもらえるオプション。

⾃分の美味しそうな部位を確認できる。

胃カメラ

35歳にはじめてバリウム検査をした際に、胃に変な影が⾒えると検査技師に⾔われて、数週間後に胃カメラ検査を受けることになった。

すると、⼤きなポリープがあることがわかる。結果は良性ではあったので、ひと安⼼。

この胃カメラ検査は、通算6回、毎年やっているが、何度やっても慣れない。

前⽇はソワソワしてしまう。

まあ、細部に渡り調べてくれるので、⼤変ありがたい検査ではある。

ちなみに、胃カメラ検査の前に飲む「⿇酔薬」の味は、マックシェイクのいちご味とクリソツ。

採⾎

採⾎中は、寛平ちゃんの「⾎、吸うたろか〜」のギャグを思い出す。

私は注射針を直接⾒ない主義だ。そこまでMではない。

リトルMだ。

私はオプションで「腫瘍マーカー精密測定-採⾎3点セット」を毎年実施している。

正直、⾎をたくさん取ってもらってから体重を量ってほしかった(⼥⼦か!)。

超⾳波

2年1回の割合で、⼥性の担当医に当たる(⼥⼦か!)。

薄暗い部屋で、裸にさせられるなんて・・・。

緊張のひととき(男⼦か!あ、これはOKだ)。

最後にタオルで上半⾝に塗りたくられたローションを⾃分で拭き取る作業にて、⾃分が「ミスター羞恥⼼」に変⾝する瞬間だ。

担当医検診

担当医検診にて、⾃分が「いぼ痔」であることを確認できた41歳の夏。

痔にも、「切れ」、「裂け」、「いぼ」と様々な種類があるが、俺はてっきり「裂け」タイプと思っていたのだが、まさかの「いぼ」タイプとは・・・⻘天の霹靂である。

まさに「G-SHOCK」ならぬ「痔-SHOCK」とはこのことだ。

先⽣が最後に「何か質問ありますか?」と聞いてきたので、「いぼの⼤きさを知りたいのですが・・・」と聞いてみると、「4mm」と⾔われた。

⼤きいのか、⼩さいのか、よくわからないが、⽣活に⽀障はないとの話であった。

まずは取り急ぎ、H顧問に相談してみることにしよう。

⼿術で取るべきなのか? 共に歩むべきなのか?

病院での⾷事

これがなかなか豪華。

ただ、前⽇の夜9時以降、何も⾷べていないので、急に⾷べると胃が痛くなるので注意。

ここでも⼥⼦⼒を発揮して、ランチ前の写メを取ったので紹介したい(⼥⼦か!)。

結果検診

これは、郵送で結果資料のみ送付という選択もありだが、私は、⾏けるときはきちんと⾏って医者と談話することにしている。

今年は、太り気味で、数値が悪い箇所もあったので、医者からは「⻘⿂をたくさん取りなさい」というアドバイスをもらった。

「⻘⿂?」

半⿂前の中途半端な⿂っていうことか!?

いやいや、サバ、アジ、イワシなどの⿂ね。

確かにあまり⾷べていないので、進んで⾷べるようにしよう。

さらに今年は「このポリープは形が悪い」と⾔われる。

今は良性でもどこかのタイミングで悪性に変わることもあるようだ。

来年早々にポリープとの別れを実施しようと思う。

七⼣に、年に⼀度のポリープとのご対⾯は今年で終わりになりそうだ。

総括

というわけで、以上が⼈間ドックにおける私の実話である。

こんなくだらないコラムではあるが、これから⼈間ドックを受診できるようになる35歳未満の⽅々に、少しでも役⽴てば幸いである(蛇⾜情報ばかりではあったが)。

最後に、ドッグといえば、ワンちゃん。ワンちゃんといえば、王貞治さん。

ということで、王さんのエピソードを最後に紹介して終わりにしたい。

年に2回、⼈間ドックで体の定期健診を受け、数年前からは福岡県内の病院でPET検査(陽電⼦放射断層撮影)も取り⼊れ、がんの早期発⾒を⼼掛けていた王貞治さん。
⾃⾝の健康を徹底的に管理していたことが、胃がんの早期発⾒に繋がり、今⽇の王さんがある。
(2006年胃に腫瘍ができていることを発表。胃を全摘出した)。

年に2回という短いスパンでの検査は、なかなか真似はできないが、私も健康で100まで⽣きたいので、今後も ⼈間ドックには積極的に⾜を運びたい。

そして、健康な状態で京都に出かけたい、いくつになっても⾃分の⾜でしっかり歩いて、京都の名所を巡りたい、まさにそんな⼼境である。