源義経と言えば、打倒平家の最大の功労者。
一ノ谷、屋島、壇ノ浦の三つの合戦で勝利した戦の天才だ。
源平合戦を勝利した義経の兄・源義朝は、鎌倉幕府を開き、１１９２年に征夷大将軍に就任した。
「いい国作ろう、鎌倉幕府」と年を暗記したが、大人になっても何の役にも立っていない。
しかし、先の「三大合戦」という言葉の響きがたまらなく好きだ。
この「日本三大〇〇」などと聞くと、興奮を隠せずにはいられない。
「日本三景」はコンプリートできたが、「日本三大まんじゅう」は未達成。死ぬまでにはすべてを食してみたい。
話は逸れたが、私が毎日、自分の中で行っている三つの合戦を紹介したいと思う。
毎日、この三大合戦を制することで、心も体も健康に、そしてハッピーに生きていくことができるようになる。
第一の合戦は、「消費カロリー 対 摂取カロリー」。
美味しいものを好きなだけ食べるという生活は、歳を重ねるごとにキツくなってきた。ましてや、年々代謝が悪くなり、ちょっと気を抜くとすぐに体重が増えてしまう。ここは、基礎代謝＋運動による消費カロリーの合計が、食べた分のカロリー量を上回りたい。毎日勝ち続けることで、痩せることはあっても、太ることは無くなるはずだ。
第二の合戦は、「睡眠による回復量 対 日中の活動量」。
昔は、寝ないで遊んだり、徹夜で仕事をしても体力的に何とかなったものだが、今は無理。寝ないと人として機能しなくなる。休日に寝溜めすることも出来ないので、その日の疲れをその日の睡眠で取るように心がけている。
第三の合戦は、「フィール・グッド 対 フィール・バット」。
フィール・グッドとは、自分にとって気持ちのいい状態、心地よい状態を感じること。ポジティブでいること。
対して、フィール・バッドは、不快な気分でいる状態。ネガティブになっている状態だ。
１日中、超ご機嫌で過ごすことが最大のテーマとはいえ、どうしても、生きていればフィール・バッドになることも多いはず。
しかし、「５１対４９」でもいいので、一つでも多くグッドな気分を感じたい。その挑戦が心を軽くしてくれるのではないかと思っている。
以上３つが、私が毎日戦っている戦だ。毎日連戦連勝というわけではない。
昨日も、なかなか寝付けず、第二の合戦で大敗した。
しかし、「私は常に戦っている！」と、挑戦している姿勢こそが、自分国（じぶんこく）がいい国（１１９２）になるためのたった一つの方法だと本気で思っている。
