タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

【情シス心得】1日30分を何度も続けなさい

『1日30分を続けなさい!』という書が話題になったのは、2007年の話。
当時、立ち寄った書店でたまたま発見し、そのタイトルの斬新さに衝撃が走り、即購入したことを思い出す。
「1日30分くらいなら、私にもできそう」と思い、あれから毎日少しずつ勉強を続けることができている。
本当に感謝しかない。素晴らしい名書である。

今回は、勉強の話ではなく、このタイトルを自分なりにアレンジしてみた。
「1日30分を何度も続けなさい」。「何度も」とあるのがポイントだ。
何の話かというと、「ポモドーロ・テクニック」のことである。


ポモドーロ・テクニックとは、イタリアのフランチェスコ・シリロ氏によって作成された時間管理の方法のこと。
25分という短い時間を区切って、その時間内に達成すべき目標を設定し、短時間で集中して作業することで作業効率をアップさせる。
この25分という作業時間は、「1ポモドーロ」と呼ばれ、その作業後に5分の休憩を挟む。

この「25分+5分」を4セット繰り返し、20分程度の本格的な休憩を入れる。
この4セットを淡々と繰り返すのが、ポモドーロ法だ。

半年前くらいから、この方法を仕事に入れるようになり、間違いなく体調が良くなっている。
なぜならば、この5分間の小休憩の時に、必ず椅子から立ち上がり、青竹踏みをやるようにしているからだ。
つまり、ずっと机に座りっぱなしという状況が無くなった。
30分間隔で姿勢を変えることで腰や背中の状態がすこぶる良いというわけ。

もちろん、健康面だけでなく、仕事の品質向上や効率化にもいい影響がある。
以前ならダラダラと時間をかけていたタスクも、「次の1ポモドーロ内で必ず終わらせる!」と意識することで、予定通りに終わらせることができたり、大きめのタスクであっても、細分化した上で、1つ1つの作業を丁寧に行うことができるようになったからだ。


1日あれば、この4ポモドーロの4セットを3~4回は実施できるが、まずは、1ポモドーロ+小休憩の30分を意識して仕事に取り組んでみてはどうだろうか。
特にデスクワーカーにオススメしたい。
合う、合わないは人にもよるだろうが、何10年も世界的に受け入れられている時間管理術であるからこそ、一度は試してみるのも悪くない。

さあ、1日30分を何度も続けよう。


なお、私が愛用している「ポモドーロ・タイマー」は、「BFT - Bear Focus Timer」。

BFT - Bear Focus Timer

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  • ユーティリティ
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スマホを裏返して置かないと、タイマーが開始されないため、タスク中にスマホSNSをチェックするなどは、まったくできません。
おすすめです。