タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400,WAS,GlassFish,Java,JavaEE,JSF等の開発における日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)。

【AS400】SNTPクライアント有効

SNTPとは?

SNTPとは、何でしょうか? 

SNTPとは、TCP/IPネットワークを通じてコンピュータの時刻を同期させるプロトコルの一つで、NTPの簡易版。RFC 2030で定義されている。 (IT用語辞典より)

簡易的なNTPとのこと。FTPの簡易版のTFTPのようなイメージでしょうか。

いずれにしましても、AS400をデータベースマシーンとし、APサーバをJavaEEなどで運用している場合、それぞれのサーバーの時計が合っていないとログを追いかけても、時系列で確認取れなくなることも考えらます(当たり前のことですが)。

そうならないようにするためにも、AS400様でNTPを起動して、定期的に時計を合わせる必要があります。

マシーン構成

  • AS400(V7R1)
    • 192.168.1.5
  • Linux (CentOS7)
    • 192.168.1.250
    • chronyd起動中

AS400設定

  • コマンドで、SNTPを起動し、それをOFF/ONを試し、最後にログ確認までをやろうと思います。

(1) SNTP設定変更

  • 今回、使用したコマンドはこちら。

CHGNTPA RMTSYS('192.168.1.250') AUTOSTART(YES) POLLITV(1440) ACTLOG(CHANGE)

パラメータについて

PARAM名 内容 初期値
RMTSYS リモート・システム(アクセス先) *NONE
AUTOSTART クライアント自動始動。SNTPクライアントを自動始動するかどうかを指定 *NO
POLLITV クライアント・ポーリング間隔(1-1440分) 60分
ACTLOG クライアント活動ログ *NONE

実行結果

> CHGNTPA RMTSYS('192.168.1.250') AUTOSTART(*YES) POLLITV(1440) ACTLOG(*CHANGE)

NTP 属性が正常に変更されました。      

(2) 手動開始/終了

-- 開始
STRTCPSVR SERVER(*NTP) NTPSRV(*CLIENT)    

-- 終了
ENDTCPSVR SERVER(*NTP) 
  • 今回は、手動で起動しましたが、次回、リブート後には先のパラメータ「AUTOSTART」が「*YES」であるため、自動で起動するようになります。

(3) 起動確認

起動しているかを定番の「 WRKACTJOB」コマンドで確認しました。

WRKACTJOB

  • QSYSWRKサブシステムの配下に「QTOTNTP」というジョブが発生しているのを確認できました。
                           活動ジョブの処理                    
    
CPU %:     3.5     経過時間 :   00:00:00     活動ジョブ数 :   255              
                                                                                   
オプションを入力して,実行キーを押してください。                               
2= 変更   3= 保留     4= 終了   5= 処理   6= 解放   7=メッセージ の表示          
8=スプール・ファイル の処理   13= 切断 ...                                           
                  現行                                                      
OPT  サブシステム/ジョブ  ユーザー       タイプ  CPU %   機能            状況             
    QSRVMON      QSECOFR     BCI      .0  PGM-QESECARECR   DEQW             
    QTFTP00062   QTCP        BCH      .0                   DEQW             
    QTFTP00063   QTCP        BCH      .0                   DEQW             
    QTFTP00078   QTCP        BCH      .0                   TIMW             
    QTLPD00126   QTCP        BCH      .0                   DEQW             
    QTLPD00126   QTCP        BCH      .0                   TIMW             
    QTOOROUTE    QTCP        BCH      .0  PGM-QTOOMPRTE    DEQW             
    QTOTNTP      QNTP        BCH      .0                   SELW  <<<<<<<<<
    QTSMTPBRCL   QTCP        BCH      .0                   DEQW             
   
                                                                続く ... 

(4) ログ確認(正常)

  • 次に、ログの確認です。

WRKLNK OBJ('/QIBM/USERDATA/OS400/TCPIP/NTP/QTOT20171226')

                          オブジェクト・リンクの処理                            

 ディレクトリー . . :   /QIBM/USERDATA/OS400/TCPIP/NTP                          

 オプションを入力して,実行キーを押してください。                               
   2= 編集   3= コピー   4= 除去   5= 表示   7= 名前の変更   8= 属性の表示      
   11= 現行ディレクトリーの変更 ...                                             

 OPT   オブジェクト・リンク           タイプ      属性         テキスト                   
  5    QTOT20171226           STMF                                              








                                                                        終わり 
  • ログは、ディレクトリ「 /QIBM/USERDATA/OS400/TCPIP/NTP 」に書き出されていました。

中身は、下記の通りです。

  ブラウズ: /QIBM/USERDATA/OS400/TCPIP/NTP/QTOT20171226                                                                              
  レコード:        9   OF      25 BY  18                       桁 :       1     99 BY 131                                              
  制御 :                                                                                                                            
                                                                                                                                      
....+....1....+....2....+....3....+....4....+....5....+....6....+....7....+....8....+....9....+....0....+....1....+....2....+....3. 
TCP9162 2017-12-26 19:01:12.712 調整の残りの時間は 12.729 秒です。                                                                  
TCP9116 2017-12-26 19:01:12.712 NTP サーバーの UTC 時刻は 2017-12-26 10:00:59.983 です。                                            
TCP9117 2017-12-26 19:01:12.712 クライアント・クロックの UTC 時刻は 2017-12-26 10:01:12.712 です。                                  
TCP9120 2017-12-26 19:01:12.712 クライアント・クロックの調整 = 1  (0 = 調整しない , 1 = 調整する )                                  
TCP9146 タイム・サーバー 172.16.68.250 を使用中です。                                                                               
TCP9162 2017-12-26 19:03:00.741 調整の残りの時間は 0.726 秒です。                                                                   
TCP9116 2017-12-26 19:03:00.741 NTP サーバーの UTC 時刻は 2017-12-26 10:03:00.014 です。                                            
TCP9117 2017-12-26 19:03:00.741 クライアント・クロックの UTC 時刻は 2017-12-26 10:03:00.740 です。                                  
TCP9120 2017-12-26 19:03:00.741 クライアント・クロックの調整 = 1  (0 = 調整しない , 1 = 調整する )   
:

起動Option ACTLOG(*POLL) について

  • 最後に、ACTLOG(*POLL)で起動してみました。

CHGNTPA RMTSYS('192.168.1.250') AUTOSTART(YES) POLLITV(1) ACTLOG(POLL) STRTCPSVR SERVER(NTP) NTPSRV(CLIENT)

SNTP クライアント ・ ヒストリー ・ ログ QTOTNTP/QNTP/731039  2017-12-26 19:20:22.928 
TCP9136 SNTP クライアントが開始されました。
TCP9146 タイム・サーバー 192.168.1.250 を使用中です。
TCP9162 2017-12-26 19:20:22.946 調整の残りの時間は 0.000 秒です。
TCP9116 2017-12-26 19:20:22.946 NTP サーバーの UTC 時刻は 2017-12-26 10:20:22.945 です。
TCP9117 2017-12-26 19:20:22.946 クライアント・クロックの UTC 時刻は 2017-12-26 10:20:22.946 です。
TCP9120 2017-12-26 19:20:22.946 クライアント・クロックの調整 = 0  (0 = 調整しない , 1 = 調整する ) 
  • 同期がされなくても、ログファイルに書き出されました。こちらは、ログレベルが高い設定になります。