よくメンバー間で議論したり、ユーザーさんと会話する場面で、 自分が描いている「絵」と相手が描いている「絵」が違っていると、何となくわかると思うのです。
うまく「問いかけ」をすれば、認識のズレを発見できたりしますね。
よくやるのは、簡単な図を書いて説明すること。
どうしても言葉だけになってしまうと、アンジャッシュのコントのように、すれ違いが生まれて、後にトラブルを招く可能性を高くなってしまいます。
どうすれば、うまく伝えられるかをずっと考えていたら、 ふと、今回のタイトルの問いを思いつきました。
「見えなくてはならない」4つのこと
そこで、常に見えていた方が良い大切なことを、4つに絞ってみました。
相手の気持ち
ついつい、気持ちが熱くなってしまい、相手を置いてきぼりにしてしまうことは、私は結構あります。
話をするよりも、相手の話を最後まできちんと聞いて、対話になるように努力すべきと思っています。
永遠の課題です。
最悪の事態、最高の状態
前向きの話をしているときこそ、最悪も想定しておいた方が良いと思っています。
この前、小阪裕司さんのウェビナーで聞いた名言が、ずっと脳裏に残っています。
「最悪を想定し、最善を信じ、中庸を行く」
目から鱗の名言でした。
もちろん、すべてがうまくいく最高の状態をアファメーションしておくことも大切です。
この最悪と最高の状態を想像したとき、自分がどんな気持ちになるかを知る機会にもなるはずです。
未来の人、世界(未来志向)
過去の話や昔話をやたらする人って、かなりいると思うのですが、 常に未来に向かった話をしていきたいものですね。
明日の話でも、立派な未来の話です。
未来の絵を描いた上で、今を丁寧に生きたいところです。
ステークホルダー
想像もしていないところに影響する人達がいることを忘れないことも肝要です。
目先の人の先にいる人が見えているか? この「問い」こそが我々の仕事の品質の決定打になると思っています。
まとめ
目の前の「見えているもの」、そして相手の気持ちなどの「見えていないもの」。
両方をきちんと見えるようになっていければ、最高のコミュニケーションができるようになるはずです。
日々失敗の連続ですが、少しずつ「きっとよくなる!」と信じて、一歩ずつでも前進していきたいですね。