自由に動けないツラさ、働けない・学べないツラさ、 日本中、いや世界中の人々がこれまで経験したことのない数々のツラさに直面しています。
この不自由な状況を2ヶ月近く続けることで、9年前の震災との共通しているな、と思ったことがあったので、忘れないうちに記録しておくことにします。
「いち福島人」としての気づきです。
(1)「数値」を気にする
毎日の「数値」を気にする行為。
震災時は「放射能」の数値を毎日気にして生活をしていました。
各公園や主要な建物内に、放射能測定器が設置され、TVの天気予報では天気の後に必ず各地域の放射能の数値を紹介してくれていました(これは今も続いています)。
しかし今は、正直「コロナウィルスの感染者数」の数値を毎日気にしています。
世界、国内、東京。そして「福島」の今日の感染者数。
数値を確認するたびに、医療現場の方々のことを考えてしまい、落ち込む毎日。。。
しかし、名著『ファクトフルネス』では、次のように書かれていました。
一つの数字だけで判断してはいけない。他の数字も見ることが大事。
まったく気にしないのもどうかと思いますので、感染者数の数値に一喜一憂せず、近視眼的にならないように複数の数値から状況を把握していくしかなさそうです(難しい!!)。
(2)「場所」を避ける
特定の場所を避ける行為。こちらも共通です。
てか、そもそも職場と自宅の往復ばかりですが・・・。
震災の時(現在進行中?)、「福島」は陸の孤島と化しました。 人口は流出し、観光客が来ない状態。
放射能の数値が高い場所には、自然と避けるようになりました。当然です。命あってこそですから。
そして今回も、「三密」になりやすい場所を避けて行動しています。
まさに、震災のときと同じ行動制限。
そういえば、今年は車やバイク以外の乗り物には乗っていないです。電車もバスも。
(3)「想い」を届ける
応援しているアーティストやお店でモノを買う行為をすることで、「想い」を届けるという行為が共通しますね(原点回帰での「モノ消費」)。
しかし、前回の地震のときは、東日本が中心でしたが、今回は全世界。
世界恐慌になるのは間違いなさそう。
そんな中でも、自分ができる小さなことを今後も継続していきたいと思います。
今では、クラウドファンディングも市民権を得ましたしね(キンコン西野さんのおかげです)。
まとめ
以上、何となく感じた3つの共通点でした。
家に篭もることが多い今だからなのか、最近は子どもたちの成長をより強く感じることができています。
自転車の運転がうまくなっていたり、お母さんの手伝いを多くするようになっていたり。
前回の震災も、今回も大変な状況ではあるけど、悲観的なことばかりではありませんね。
そんな「家族」を守るためにも、引き続き、気持ちを強く持ち、心とカラダの健康を保ちつつ、やるべきことに集中していこうと思っています。
あ~、それにしても、早くマラソン大会に参加したり、Liveに行きたいです!!!