タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

【情シス心得】すべては「思いやり」「優しさ」に行き着く

最近、息子たちに教えていること。

それは、極論を言うと「ありがとう」と「ごめんなさい」の2つの言葉に行き着くことに気がついた。

自分自身も、どちらの言葉も幼稚園に入る前から親に教えてもらったはずで、今でもこの2つの言葉は、きちんと言える大人でありたいと思っている。
さらに言えば、「ごめんなさい」と言われる場面ばかり訪れるのは避けたいが、「ありがとう」と言われる回数は、多ければ多いほど嬉しい。

情シスでの様々な仕事を考えてみても、結局は周囲の方々からの「ありがとう集め」と言っても過言では無い。

今回のプロジェクトの成果をドキュメントとして残す、トラブルシューティング方法をナレッジに書き留めておく、ユーザーからの要望に対してもよりよい方法を提案する、チームメンバーにあえて新しい挑戦をさせる、システムを安定稼働させる、自動化して手間を無くすなどなど。

これまでの情シス心得のテーマとしたものすべては、相手や未来の誰かの為の「思いやり」が前提であるべきだ。
つまりは、常に「優しさ」を持ち合わせて行動することが、上質な「ありがとう」をゲットできることにつながる。

しかし、これがなかなか難しい。正直、できていない。
体調が悪い時、上司に絞られた後、妻とケンカした日、バグの原因が特定できない時、自分を見失ってしまうこともある。

どんな状況でも、笑顔で相手の立場に立って行動できるようになりたい。
そのためには、自分の機嫌は自分で取り続けるしかない。そう思い続ければ、思いは招くと信じたい。

すべての行動は、「優しさ」に行き着くべきだ。
もちろん、優しい言葉だけが本当の優しさとは言えない。時には厳しい言葉で相手の発奮を促すときもあるだろう。

しかし、どんな時でも自分軸に「思いやり」というパーツを忘れずに装備しておきたい。
そのためには、鳥瞰の目で全体思考し、1年、3年、5年後の視点を持つことも必要だ(ICTの進化は早すぎて難しいところではあるが)。

先の先まで想像し、熟考して出した行動は、きっと誰かの幸せにつながっていくはずだ。

自分の仕事を通して、関わる方々が上機嫌になり、それがまた他の人に電波していく。

これこそが、世界平和の第一歩である。