タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

【情シス心得】選択したものを「ベストな選択」にもっていく

友人と食事に出かけたときのワン・シーン。
自分と相手の料理が同時に運ばれてきて、よく聞く言葉あるあるが、「そっちの方が、美味しそう~!」という一言。
そうなると、「少しあげるよ」となるのが人情というものだ(本当は、1人で全部いただきたいのだが・・・)。

仕事にせよ、プライベートにせよ、何かを決める場面が誰にでもある。

グループウェアを「Office 365」にするのか、「G Suite」にするのか。
携帯電話のキャリアを「Docomo」にするのか、「KDDI」にするのか、または「Softbank」にするのか? 楽天MVNOという選択肢もある。
家を買うのか、賃貸で暮らすのか。
転職や独立をするのか、結婚するのか、離婚するかなどなど。
大なり小なり様々な選択に直面することだろう。

複数の選択肢のメリットとデメリットを並べて考えたり、それぞれの選択をされた方の意見や感想を聞いたりしても、なかなか答えは出ないのが現実だろう。100対0で決めることができる選択ならば、そもそも即決できてしまうのだから悩むことは無い。
得てして、51対49の決断になるはずだ。
しかも、一晩寝ると、49対51と逆転することも度々あったりする。

いずれにしても、決断を迫られる時が必ずやってくる。
ならば、なるべく早めに答えを出すべきだ。

そして、何らかの理由で、1つの答えを選択したのならば、徹底的に選択したものを「ベストな選択」にもっていく努力をした方が良い。
決断した後に、「別の方を選べば良かった」などと泣き言を言っては決してならない。
選んだものの長所や利点に目を向けて、その利点を活かす行動を取り続けた方が健全だ。

その決断に反対する人間は必ず現れる。

それは当然だ。

人は皆違う。全員が納得する選択などありえない。この場合には、時間をかけて、少しずつ理解をしてもらう行動を取り続けるしかない。

自分が将来を想像しながら、あらゆる角度から考えて決定した選択肢に自信を持っていきたい。
そして、選択したものを何としてもベストな選択になるように運用していく。

こういった思考ができるようになれば、「そっちの方が、美味しそう」ではなく、「俺の料理、食べる?」と余裕のコメントを出せるようになるはずだ(シェアの時代を楽しもう)。