タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

【情シス心得】「光速」こそ正義

クリス・インペリテリというヘヴィ・メタル界のギタリストがいる。「世界最速のギタリスト」という肩書きを持ってデビューした。
「これは、要チェックや!」ということで聴き始めた。
高速の速弾き、当時は「光速」などともてはやされていたが、それはもう刺激的であった。
20年経った今でも、大好きなギタリストの1人である。
今でこそ、世界一では無くなったようだが、やはり「最速」「光速」という言葉に魅了されたことは言うまでもない。

東京オリンピックまであと1年。
日本男子陸上界もスピードスター達の登場で、大いに沸いている。
「10秒」という越えられなかった大きな壁を、3人の日本選手が突破している。こちらも、期待しないわけにはいかない。

この2つの例から、「速さ」は人を魅了するということがわかる(かなり強引か・・・)。時に、感動をもたらしてくれるものなのだ。

急に現実的な話になるが、メールを送っても、何日経っても返事がなかったり、チャットやSNSの返事がなかったりするケースが多くある。
受け取った相手は、何通ものメールが溜まっているのだろう。
500件のメールの中の1通のメールに過ぎないのかもしれない。しかし、送った人から見れば、たった1通のメールでも、それが100%になる。
なぜ、光速に返信してくれないのだろうか?
メールであれば、かしこまった言葉が欲しいわけではない。
こちらの問いや是非をすぐに知りたいだけなのだ。1つ滞ってしまうと、自分の仕事にブレーキがかかってしまう。
まだ未確定な状態であっても、まずは「中間の報告」が欲しいものだ(いかん、愚痴っぽくなってしまった)。

また、メールに対して、電話をくれる人もいる。
そうなると、完全に仕事が中断されてしまう。
メールやチャットなどの非同期型ツールと、電話や対面などの同期型ツールは、「光速」を求める以上は、使い分けていきたいところだ。
極力、電話をしないことを心がけたい。なぜなら、相手の時間を奪ってしまうことにつながってしまうからだ。

「光速」とは光の速さ。
無論、たとえではあるが、どう工夫すれば、パフォーマンスが上がるのか、その問いだけは、常に持ち続けていきたい。
惰性や儀式的に行う仕事に、感動が生まれるわけが無い。そう、「光速」こそ正義なのだ。