タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

【情シス心得】良い言葉を使い続ける

10年以上も昔の話になってしまうが、以前、自分が使用するパソコン(個人用、会社用すべて)やWEBサービスでのパスワードを、あるバンドのアルバム・タイトルにしていた事がある。

そのタイトルは、この場で直接記述できないのが残念だが、完全なるスラング言葉で、当然ながら「ペアレンタル・アドバイザリー」のステッカー(不適切な歌詞が使われていることを教えてくれる警告ラベル)が貼ってあるアルバムであった。

英語とはいえ、そんな不謹慎なワードを、毎日、何度も何度も、無意識の中で入力していたわけだ。

しかし、結婚を機に一気にあらゆるサービスのパスワードを変更した。
タイトルにある通り、汚い言葉よりも、かみさんに対する感謝の言葉を毎回打ったほうがいいのではないかと気がついたからだ。

変更後は、グロいパスワードをまったく打たなくなった。
その替わりに、かみさんへの感謝を毎回入力し続けた。それは今も継続中である(サービスごとには多少ワードは変更している)。

本当に、無意識でやっていることは危険である。変えてから、心が少しずつ穏やかになっていったのは間違いない(新婚だったというのもあるのかもしれないが・・・)。

また、目標についても、肯定形の言葉にしたほうが良いということを以前、上司から教えてもらった。
最近では、自分の悪いクセで、「上から目線にならないように気をつける」というルールを立てたのだが、この言葉では、「上から目線」という言葉を脳がキャッチしてしまい、結局「上から目線」が治りにくくなってしまう。脳は、肯定形と否定形の区別ができないようだ。
だとしたら、「常に下から目線で、相手に敬意を払う」というテーマのほうが良いだろう。


言葉は大切である、ということが今回のテーマである。
つまり、「良い言葉」を日々使い続けていくことが大事だと言いたい。

「言霊」とよく言われるように、言葉には不思議な力がある。良い言葉を使い続けていくことで、人生をより良い方向に運んでくれるはずだ。

今回は、パスワードと目標について触れたが、最も大切なことは、「話し言葉」であろう。相手にかける言葉、自分自身に語りかけるつぶやきや独り言も、すべて前向きな言葉を使っていきたい。

まだまだできてはいないのだが、昨日の自分よりも少しずつ、良い言葉を選びながら、丁寧に話すことを習慣化していきたい。