タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

書評『せなドン!』

本書を手に取った理由・目的

Facebookでお知り合いになった方が、「徹子の部屋」のようなコミュニティを立ち上げられました。

何という行動力なのでしょう!

感動のあまり、私もそのコミュニティに即ジョイン!

そのコミュニティで第2回目のゲストだった方が、この本の著者の方のお友達!?

そこには、本書のリンクが掲載されていました。

「何とインパクトのあるタイトルなんだぁ!!」

気がついたら、数秒後には本を読み始めておりました(動画は読了後に拝見)。

まさに背中を押されてしまったわけですね。

要約

「俺はここにいるぞ!」

そんなメッセージが伝わってきました。

著者の先生は、「クラス通信」を毎日毎日発行され、それをまとめたものが本書とのこと。

言葉は自分の気持ちを直接伝えるのには、最速かもしれません。

しかし、こうして先生の思いを文章に載せることで、生徒さんは好きなタイミングで、何度でも確認できるし、先生を感じることができる。

「読書は、著者との対話」とも言われていますし、生徒さんも「クラス通信」を読む度に先生の存在を感じまくっていたはずです。

「1人じゃない!」って思えることは、安心感を与えてくれます。

さらに、学校で先生からの熱いメッセージを直接聞くことで、目から耳から、生徒1人ひとりの心のど真ん中に刻まれていく・・・。

印象に残った言葉

そんな最高の一日を、まずは一日だけでいいから過ごしてみる。
一日できたことは一週間できるし、一週間できたことは一ヶ月できる。
一ヶ月できたことは一年できるし、一年できたことはきっと一生できる。

そうなんです。本当の目的につながる行動は、一生できるはず。
一生は一日の積み重ねでできていることを、思い出させてくれたメッセージでした!
続けている習慣を、心を込めて続けていこう!!

『どりょく』っていう見えない土の中で、『根性』っていう根っこが伸びていくと、今度は『りっぱ』っていう葉っぱが広がり始める。
その葉っぱで『ニコニコ』と日光をたくさん浴びることで、『成果』と『充実』っていう果実が実をつけ、大きく美味しく育っていく。
こうやって大切に育てた『やるき』っていう木から、また新しい種か果実を手にする

世界が便利になったとはいえ、歯を食いしばることは大切なこと。
努力を努力と感じないように、楽しんでできることが理想ですが、行動を繰り返していけば、必ず壁にぶつかるはず。
具体的な「果実」をイメージしながら、笑顔でコツコツと「根」を伸ばせる自分でありたいです。

「木」という全体で考えることで、幸せの要素を分解していただきました。

誕生日、「ありがとう」。
ボクは君に出会えて、君の担任でいられて、本当によかったよ。

自分の誕生日との向き合い方の話でした。
親に感謝することはできていましたが、誕生日をいただく1人ひとりに対する「ありがとう」の日でもあるのですね。

お互い、生きているからこそ、伝えることができる「おめでとう」。それに対する「ありがとう」。
次回の誕生日には「誕生日ありがとう!」を意識したいです。

もうすぐ始まる新たなスタートを前に、ぜひ君に大切にしてほしいこと。
それは『きちんと終わらせる』ということ。
きちんと終わらせることが、きちんと始まることにつながるから。

この章を読んで、自分が現時点での「未完了」を意識させられました。
プライオリティを付けていないタスクもあるので、週末レビューをしっかりやって、次の行動を選択していこうと思います!

まとめ

「クラス通信」は、「勇気付け通信」だと感じました。

背中を押すということは、生徒さん1人1人の背後に先生がいるイメージ。

つまり、生徒の主体性を尊重して、先生は生徒さんの後ろからエールを送ってくれている!!

実際に、先生の手が生徒の背中を直接タッチするよりも、先生が手を押してくれる素振りやその仕草だけで、生徒は十分、勇気づけされていることでしょう。

私も2児の父親として、これから彼らにどんな「勇気付け」となる言葉を届けていけるか?

まだまだ未熟で、10回中2~3回は「勇気くじき」となるようなメッセージをしてしまうことがあります。

その度に後悔してしまい、「どう伝えれば良かったのか?」を猛省してしまう毎日……

しかし人はいつでも成長・進化できるもの。

自分で自分の背中を押しながら、息子たちが自律できる大人になれるよう、私なりの「せなドン!」を続けていくつもりです。

過去の私と未来の私を繋いでくれた「栄光の架橋」ともいえる本。

素敵な本に出会えて良かった!

だから読書は止められません。


素敵な本を書いてくれた著者さん、そしてこのきっかけを作ってくれたコミュニティの主宰者さんに感謝です!

ありがとうございます😀