タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

⼤⾕選⼿から学んだこと

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平成初期の新⽇本プロレスを⽀えた3⼈のレスラー。武藤敬司蝶野正洋橋本真也
3⼈は、アントニオ猪⽊の遺伝⼦を引き継いでいることから「闘魂三銃⼠」と呼ばれる。

橋本真也と⼩川直也の激闘は、ゴールデンタイムのテレビも放送されていたので、今でも鮮明に覚えている⽅も 多いことだろう。

その橋本の付き⼈だった⼈物が、今回主役の「⼤⾕晋⼆郎」である。
⼤⾕翔平でも、⼩泉進次郎でもない。我らの ⼤⾕の晋⼆郎 である︕

www.z-1.co.jp

⼤⾕選⼿は、もともとはジュニア・ヘビー級の選⼿だった。
20代では獣神サンダーライガーエル・サムライらとIWGPジュニアのベルトを求めて激闘を繰り返す。

その後、⾁体改造に成功すると、戦いの場をヘビー級に移し、闘魂三銃⼠や佐々⽊健介、馳浩らと名勝負を重ねた。

転機が訪れたのは、橋本真也が新⽇本から独⽴して、新団体「プロレスリンZERO1」を⽴ち上げたとき。

⼤⾕も橋本の背中を追いかけて、ZERO1所属のレスラーとなった。

しかしその数年後、橋本が急死(享年40歳)。ZERO1の社⻑は、⼤⾕が引き継ぐこととなる。

彼のファイトは、「熱さの塊」であった。

ZERO1の名物リーグ戦「⽕祭り」では、第1,2回と連続優勝を遂げる。
この⽕祭りの優勝者に送られるものは、チャンピオンベルトではなく、「⽕祭り⼑」と呼ばれる⼑であった。

彼の最⼤の魅⼒は、試合中のファイト以上に、試合後のインタビューにある。

当時彼は、記者を前にして次のように吠え続けた。

「プロレスの教科書34ページにこう書かれてある。最後まであきらめないヤツが勝つと︕」
「プロレスの教科書85ページ︕ 涙と⾎を流した数だけ強くなれる。以上︕」

毎回、伝えるメッセージは様々で、必ずプロレスの教科書から引⽤していた。
その「プロレスの教科書」なるものが実在するのかは不明であるが、ここに今回の学びがあった︕

⾃分にとって「プロレスの教科書」にあたる「バイブル」を持っているか︖ ということ。

読書は趣味のひとつなのだが、どうも「乱読」ばかりで、決めた1冊の本を何度も読むという「精読」がまったくできていないことに気がついたのだ。

⾃分に合った「教科書」を⾒つけて、何度も何度も読もう。

今は「これだ︕」という本を選択できてはいないが、まずはそのバイブルを⾒つけること。そして、最低10回は繰り 返し、⼤⾕選⼿のように「○ページ」には何が書いてあるのかがわかるようになるまで精読する。

そのバイブルを⾃分OSにインストールしてしまえば、その書からの学びを吸収したうえで、よりよいアウトプット(⾏動)ができるようになるはずだ。