タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

「JJUG CCC 2019 Fall」に行ってきました #jjug_ccc

JJUG(日本Javaユーザーグループ)は、2015春、2016春、2016秋、2017春、2018秋と参加させていただきました。
もう過去5回も参加していたのですね。

1年に最低1回は参加できていることが何より嬉しい!

さて2019年は、春のイベントは、子どもたちの運動会の日程と丸かぶりで断念した経緯があり、秋は必ず参加するぞ!と意気込んでおりました。

しかし、11/3のぐんまマラソンの前後で約1ヶ月間に渡る体調不良・・・。
JJUG秋のイベントへの参加が危うい状況。

11/23イベント当日も、絶好調には程遠い状態でしたが、年1回の刺激を味合わないわけにはまいりません!!

ということで、かなり時間が経ってしまいましたが、備忘録として所感をまとめておきたいと思います。

ccc2019fall.java-users.jp

Gradle を完全に理解した人が、何も分からなくなるための第一歩

まず、このタイトルの意味がわからなくて参加したセッションでしたが、「ダニング・クルーガー効果」から来ていることを最初に教えてもらいました。確かに、初級レベルを抜け出すと、自分はあれもこれも知らない(できない)ことを知ってしまい、すべてがわからなくなったような感覚に陥りがちです。
Gradleの初級者(わかった気になっている)の自分が、中級者になるために参加した目的は合致していました。タスクの作り方、ファイルの選択がテーマで、今の自分には無縁と思える内容でしたが、Gradleではここまでできる!という理解があるのと無いのでは、今後の選択肢の幅が広がる意味でも参考になったセッションでした。
opengl-8080さんの関西弁は、いつも心地良い響きで癒やしです♪)

globo-site.com

入門 例外

普段から正しい例外が出来ているか疑問があったので、参加したセッション。内容には、理解できていることが多かったので、少し自信を持つことができたので良かったかな。

開け!ドメイン駆動設計の扉

自分にとって、1番良かったセッション!
上流設計を求められている状況なのに、コーダー、テスターの役割があるために、どうしても時間配分が正しくできていない自分。あらためてゼロから上流設計を学びたい!と思っていたところで、最近よく耳にする「DDD」。
講師の方がアルコ&ピースの平子さん似(?)ということで、楽しく講義を聞くことができました。
20年2月に講師によるDDD書籍が発売になるとのことで、必ず購入し、DDDの一歩目を進めていきたいところですね。

www.youtube.com

長く続くサービスがモダンであり続けるには

講師の方のこれまでの取り組みを柱に、モダン化を積極的に進めようというススメ。
アプリを提供する立場にいると、どうしても石橋を叩いてしまいがちですが、このアプリを将来面倒を見る人に対しても優しさを持つことの重要性を痛感しました。そのためにも、5年後、10年後のクリアにイメージすることが必要。なかなか難しい課題ですが、今目の前のソースや作業を少しでも改善したい!という欲求を持ち続けて、行動することは今からでもできそうです。

AngularとSpring Bootで作るSPA + RESTful Web Serviceアプリケーション - 開発ツールやプロジェクト構成も含めて45分で丸わかり -

Angularは、胃のポリープ摘出手術(17年12月)の入院中に基本は理解したのですが、その後使う機会が減ったり、vue.jsに気持ちが向かったことで、しばらく触っていませんでした。これではいかん!ということで、Spring Bootと絡めた話が聞きたかったので参加。基礎的な話だったとはいえ、これから学習を進める上で参考になりました。後は、手を動かすのみです!

多言語対応の仮想マシンGraalVMが照らす未来

Javaチャンピオンの阪田さんの話が聞いていみたい!というのと、GraalVMの将来性を知りたくて参加!
今回知ったのは、GraalVMはOracle Labsが開発しているということ。あらゆる言語の実行環境となれる能力と機能があるユニバーサルVMの凄さを目の当たりにしました。こちらも、聞いただけではわからないので、まずは試してみる必要がありそうです。
阪田さんは、場の緊張をほぐしてくれたり、いいタイミングでライブコードしてくれたりと、スピーカーとして素晴らしい方でした!

DIコンテナ入門

こちらも例外同様、理解できているかを確認するために参加。しかし、JavaEEのDIしか知らない自分。まだまだDIの本質を知れていないことに気付かされました。Springも勉強して、DIを深く知る必要がありそうです(知らないことがありすぎて、時間が足りません!)。


今回、朝から最後のセッションまで参加することができました。
今後の自分のワークは仕様の整理、新仕様の策定が中心になってくるので、バリバリコードを書く機会は減ってきそうです。

しかし、言語の思想や具体的な方法は理解しておいて損は無いし、趣味の中でコードは書き続けていきたいと思っているので、今回のようなカンファレンスは引き続き積極的に参加して、新しいやり方、考え方を積極的に吸収していきたいところであります。
そして学んだことは、実務に活かせるものは積極的に勉強会やブログ等でアウトプットし続けていきたいですね。そのためにも時間のコントロールが大事になってきそうです!(まずはブログはすぐに書くことを習慣化していかなければ、ですね)