簡単に、データを保守した場合に重宝しているコマンド、それは「UPDDTA」です!!
これは、AS400のユーティリティ「DFU(データ・ファイル・ユーティリティー)」で提供されているもので、メニューから、もしくは簡単にコマンドから呼び出して利用することができます。
メニューからの呼び出し方法
STRDFUコマンドにて、DFUを開始します。
STRDFU
メニューが表示されるので、データを直接更新するツールは、「5. 一時プログラムを使用したデータの更新 」なので、5を選択して、実行キー。
データ・ファイル・ユーティリティー (DFU) 次の中から1つを選んでください。 1. DFU プログラムの実行 2. DFU プログラムの作成 3. DFU プログラムの変更 4. DFU プログラムの削除 5. 一時プログラムを使用したデータの更新 選択項目またはコマンド ===> 5 F3= 終了 F4=プロンプト F9=コマンド の複写 F12= 取り消し
すると、テーブルを指定する画面になるので、ターゲット・テーブルを入力します。
一時プログラムを使用したデータの更新 選択項目を入力して,実行キーを押してください。 データ・ファイル . . . . . EMPLOYEES 名前 , リストは F4 ライブラリー . . . . . . TIGERDB 名前 , *LIBL, *CURLIB メンバー . . . . . . . . . *FIRST 名前 , *FIRST, リストは F4 F3= 終了 F4=プロンプト F12= 取り消し
編集画面が表示され、項目をメンテナンスできます。
更新のみならず、F10キーで新規レコードの追加、F23キーで物理削除処理も可能です。
ファイル中のデータ処理 モード . . : 変更 様式 . . . . : RECEMP ファイル . : EMPLOYEES 社員 CD: A1000 苗字 : 山田 名前 : 太郎 電話番号 : 012-3456-7890 EMAIL: F3= 終了 F5= 最新表示 F6= 様式の選択 F9= 挿入 F10= 入力 F11= 変更
もちろん、型に関する規制はありますが、バリデーションはやってくれません(当たり前ですね)。
コマンドから直接呼び出し
UPDDTA LIBRARY_NAME/TABLE_NAME
UPDDTAコマンドだと、即、編集画面の呼び出しになります。
これは、便利すぎます! 特定項目を上書きするイメージなので、直感的に編集できるので、とても嬉しいですね♪