タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

【AS400】DFU・UPDDTAコマンドによるデータ保守

簡単に、データを保守した場合に重宝しているコマンド、それは「UPDDTA」です!!

これは、AS400のユーティリティ「DFU(データ・ファイル・ユーティリティー)」で提供されているもので、メニューから、もしくは簡単にコマンドから呼び出して利用することができます。

メニューからの呼び出し方法

STRDFUコマンドにて、DFUを開始します。

STRDFU

メニューが表示されるので、データを直接更新するツールは、「5. 一時プログラムを使用したデータの更新 」なので、5を選択して、実行キー。

                   データ・ファイル・ユーティリティー (DFU)                     
                                                                                
 次の中から1つを選んでください。                                               
                                                                                
      1. DFU プログラムの実行                                                   
      2. DFU プログラムの作成                                                   
      3. DFU プログラムの変更                                                   
      4. DFU プログラムの削除                                                   
      5. 一時プログラムを使用したデータの更新                                   
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
 選択項目またはコマンド                                                         
 ===> 5                                                                          
                                                                                
 F3= 終了   F4=プロンプト   F9=コマンド の複写   F12= 取り消し                 

すると、テーブルを指定する画面になるので、ターゲット・テーブルを入力します。

                      一時プログラムを使用したデータの更新                      
                                                                                
  選択項目を入力して,実行キーを押してください。                                
                                                                                
    データ・ファイル . . . . .   EMPLOYEES      名前 , リストは F4              
      ライブラリー . . . . . .     TIGERDB      名前 , *LIBL,  *CURLIB          
    メンバー . . . . . . . . .   *FIRST         名前 , *FIRST, リストは F4      
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
                                                                                
 F3= 終了    F4=プロンプト    F12= 取り消し 

編集画面が表示され、項目をメンテナンスできます。
更新のみならず、F10キーで新規レコードの追加、F23キーで物理削除処理も可能です。

  ファイル中のデータ処理                         モード  . . :    変更
  様式  . . . . :   RECEMP                       ファイル  . :   EMPLOYEES 
                                                           
  社員 CD:   A1000                                         
  苗字 :      山田                                        
  名前 :      太郎                                        
  電話番号 : 012-3456-7890                                
 EMAIL:                                                    
                                                           
                                                            
                                                             
                                                             
                                                             
                                                             
                                                             
                                                             
                                                              
                                                               
                                                               
                                                   
                                                       
 F3= 終了                F5= 最新表示             F6= 様式の選択 
 F9= 挿入                F10= 入力                F11= 変更

もちろん、型に関する規制はありますが、バリデーションはやってくれません(当たり前ですね)。

コマンドから直接呼び出し

UPDDTA  LIBRARY_NAME/TABLE_NAME

UPDDTAコマンドだと、即、編集画面の呼び出しになります。

これは、便利すぎます! 特定項目を上書きするイメージなので、直感的に編集できるので、とても嬉しいですね♪