夢やゴールに向かうために細分化したタスクを猪突猛進にこなしていく。
これでは、いずれ息切れしてしまう。常に高いモチベーションを維持することなど、所詮不可能なことだからだ。
ではどうすればいいのか？
例えば何かのスキルアップをしたいのならば、習慣を変えるしかない。
今現在、自分が行っている不要な習慣（テレビを観る等）を捨て、その代わりに新しい習慣（勉強する等）を組み込む。そう、新たな習慣を今日からやると決めたのなら、淡々と実行するのみ。
ただただ、やるだけである。
習慣なので、とにかく毎日やることだ。
最初の２～３週間は意識しなければ、できないかもしれない。しかし、数ヶ月も経ってくると、毎日の歯磨きのようにやらないと気持ち悪くなってくるはずだ。
こうなれば、しめたものだ。止め時がわからなくなり、止めることができなくなってくるだろう。
黙々と、その追加した新しい習慣を継続していると、なかなか成果がでなくて、焦ってくる日もいつかはやってくる。
水が蒸発するまでには時間がかかるように、いつ沸点に到達するかは誰にもわからないことだ。
ずっと英語を勉強していて、英語が突然聞き取りできるようになったという人の話を聞くが、まさにその人の努力が累積されて、沸点を超えたことにより急に聞き取りができるようになったのだろう（ちなみに、私の英語は、まだぬるま湯レベルである）。
また、トラブルや急用で、その習慣を実施できない日もあるかもしれない。
その場合は、以前に学んだ「連敗しない」というマインドセットを利用したい。
もし、数日間その習慣をやらないことに気付いたら、すぐに何事もなかったかのように再開すればいい。
３日を超えてサボると、そのままズルズルやらなくなってしまう。
本当に「三日坊主」とはよくできた言葉であると思う。
やると決めたら、言い訳などしないでやるだけだ。
時には、「私は○○に必ずなる。そのためにこういう習慣をやっている」とパブリック・コミットメントをして自分を追い込むのも良いだろう。
オオカミ少年になりたくなければ、日次タスクを黙々とやり続けるしかない。
勿論、その努力が無駄になっていないかを定期的に見直ししていく必要はあるが、当たり前のようにやり続けていこう。
自分自身が沸騰することを信じて。
