タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

AS400

【AS400】DDS-物理ファイルのフィールド見出しを変更する

概要 システムが稼働した後になって、準備していた予備フィールドを正式に利用することになった場合など、最初のテーブル記述を編集したくなるケースがあると思います。 ここでは、フィールド名の見出し(カラム・ヘディング)を編集する方法を紹介します。…

【AS400】iSeries Access for Linux(5250エミュレータの設定)

動作環境 Server: iSeries OS400:Ver5.4 LinuxOS:CentOS 5.5 初期設定方法 (1)セットアップ ①setup5250をGUIにて起動 ・setup5250の格納場所・・・「 /opt/ibm/iSeriesAccess/bin」 ②セットアップメニュー「接続」→「新規」 ③接続情報を入力 (2)5250エミュレ…

【AS400】CL-文字変数の一部取り出し

概要 サブストリング組み込み関数(%SST)を使用します。 サンプルソース DCL VAR(&YYMD) TYPE(*CHAR) LEN(8) VALUE('20081231') DCL VAR(&MMMM) TYPE(*CHAR) LEN(2) DCL VAR(&DDDD) TYPE(*CHAR) LEN(2) CHGVAR VAR(&MMMM) VALUE(%SST(&YYMD 5 2)) CHGVAR VAR(…

【AS400】CL-文字ストリング式

概要 文字ストリング式とは、2つの文字列を連結(結合)する命令です。操作対象の変数は、いずれも文字ストリングでなければなりません。 命令の種類 (1) *CAT演算子 (連結、記号||) 普通に2つの文字列を連結します。 (2) *BCAT演算子(ブランク挿入連結、…

【AS400】CL-変数定義と演算

概要 CL言語と言っても、パラメータを制御したり、カウンターなどを演算したり、必要に応じてプログラム制御を行う必要があります。ここでは、変数の定義方法と演算方法を記載しておきたいと思います。 CL変数の定義 文字変数(*CHAR) 最大桁数 9999 省略時の…

【AS400】CL-SNDPGMMSG(コマンドラインへ文字列出力)

概要 CLプログラムを実行した場合、WindowsのDOS窓のように変数の値や計算の結果などを「コマンドラインへ表示して確認したい!」となるケースがあります。その場合、SNDPGMMSGコマンドを使って実現します。メッセージタイプ(MSGTYPE)は、出力結果のため「完…

【AS400】WRKDSKSTS(ディスク状況の処理)

目的 「WRKDSKSTS」コマンドでは、現在のディスク容量を調査したり、ディスクに障害がないかなどをチェックできます。 コマンド WRKDSKSTS ・サイズとUSED(%)にて、ディスクの使用状況を確認します。 F11キー打鍵(記憶域使用状況の表示) F11キー打鍵で…

【AS400】RGZPFM(物理ファイルメンバー再編成)

目的 削除済みレコード領域を除去します。 削除レコードのディスク領域が解放されることで、パフォーマンスが改善することもあるようです。 コマンド正式名称ReorGaniZe Primary File Member (reorganize・・・[動] 再編制する; 改組(改造,改革)する)※iでは…

【AS400】OVR命令(ファイル一時変更)

概要 OVR命令とは、ファイルの一時変更命令(オーバーライド)のことです。DBのテーブルや帳票ファイルを別名(エイリアス)に変更したり、ファイル属性を変更したりできます。 様々なオブジェクトを一時変更できるようです(私がよく使うのは、OVRDBFとOVRP…

【AS400】DSPDBR(データベース関係表示)

使用目的 「ある物理ファイルが、どの論理ファイルと関連しているのか?」を調査します。 確認方法 DSPDBRコマンド 調査したい物理ファイルとその所属するライブラリーを指定します。 DSPDBR FILE(TIGERDB/MSHAIN) データベース関連の表示 DSPDBR コマンド入…

【AS400】CVTRPGSRC(RPGⅢをRPGLEへ変換)

作業手順 (1) 変換記録用のログファイルの準備 一般的には不要と思われるが、変換した結果を記録したい場合に、ログ用PFを準備します。 CPYF FROMFILE(QRPGLE/QARNCVTLG) TOFILE(TIGER/QRNCVTLG) MBROPT(*REPLACE) CRTFILE(*YES) ※項目キーワードへ、ALWNULL…

【AS400】GO LICPGM(ライセンス・プログラムの処理)

用途 現行のAS400にて導入済みライセンス・プログラムを確認したい場合に使います。 作業手順 (1) GO LICPGMコマンド GO LICPGM (2)「10. 導入済みライセンス・プログラムの表示」を選択 (3) 結果表示

【AS400】CPYFRMIMPF(PC上のCSVファイルを物理ファイルへ格納する方法)

概要 PCデータを物理ファイルへセットする方法は、Client Accessのデータ転送(アップロード)機能を利用するという手もありますが、AS400にはIFS(統合ファイルシステム)なるファイル共有があります。そこへPC上のCSVファイルを格納して、事前準備した物理…

【AS400】CMPPFM(物理ファイルメンバー比較)

概要 物理ファイルメンバー比較 (CMPPFM) コマンドを使用して、ソースファイルAとソースファイルBを比較し、その違いの結果を出力してくれます。 Version違いのソースが2つあり、どの部分を追加修正したのかを把握するときなどで使用します。 コマンド正…

【AS400】フィールド名のリネーム方法

概要 同一のテーブルをプログラムで使用する場合や、複数のテーブル内に、同一の変数名がある場合などで、ある共通のフィールド名がどのテーブルを参照しているかわからなくなってしまいます。 このような場合、片方のフィールド名をプログラム実行時のみ、…

【AS400】ソースファイルを物理ファイルとして読む方法

概要 RPGからソースファイルのメンバを参照することも可能です。ソースの行を更新することもできます(あまり意味がないかな!?)。 ソースファイルをRPGで指定するためには、CLで事前に参照したいメンバを別名で指定しておく必要あります。(OVRDBF) サンプ…

【AS400】DSPLY(メッセージ表示)

概要 DSPLY命令を使えば、プログラム実行時に変数の値を画面に表示させたり、ユーザーからの入力値を受け取ることができます。 DSPLY命令のレコード様式: 1表示可能な情報の最大長は52バイトです。(ILE RPG解説書より) DSPLY命令がエラーになる条件=入力…