タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

「アンガーログ」を付けてみた

アンガーマネジメントに以前から興味があり、ようやくそれに関する本を先月に読み終えたところでした。

読んだ本は、次の2冊。

本の中で「アンガーログ」という名の「怒りの日記」を付けようと書かれていたので、まずは試しにやってみようと思い立ち、始めてもうすぐ1ヶ月になります・・・。

『はじめてのアンガーマネジメント実践ブック』には、アンガーログについてこう書かれています。

「アンガーログ」とは、イラッとしたこと、頭にきたことを記録することです。
文字化することによって、怒りの内容を具体的に「見える化」することが
できる有効なテクニックです。

ログは、怒りを感じたら、すぐに記録する必要があったので、Dynalist に付けることにしました。
パソコン上からも入力できますし、外であればスマホからも手軽に入力できますからね。

dynalist.io

アンガーログの項目は、次の5点です。

 1. 怒った日時
 2. 怒った場所
 3. 何があったか
 4. 思ったこと
 5. 怒りの温度(10段階。10が最大の怒り)

ログの結果

記録したログ件数は、全部で12件。

これは多いのでしょうか、少ないのでしょうか?

約2日に1回は怒りを感じたことになります。

怒りの温度別に見ますと、Lv7~9の怒りが3回。Lv4~5の怒りが3回。Lv2~3の怒りが5回でした(Lv1, 6, 10 はゼロ)。

怒りのクセ

日々、ログを書いてみて思ったのですが、自分が怒ってしまう事象には、特定のパターンがあることがわかりました。

そのパターンは、主に3つ。

1つ目は、仕事は真剣にやるべきという「べき」が強くあるということです。

業務中なのに、近くで雑談がひどいときなどに、イライラしてしまいがち。

別の人から見れば、「ワイワイ楽しく仕事をしようよ!」と思う方も多くいるとは思いますが、コードを書いているときなどは静寂の中で仕事をしたいと思ってしまいます。

中途半端な集中力であることが問題なのか?
究極の集中力で乗り越えていくしかないのでしょうか。

2つ目は、自己中な振る舞いを目にしたら嫌悪感を感じる点です。

「自分さえよければいい」という行動は、すぐにわかってしまいます。
人は皆自分自身が可愛いということはわかるのですが、職場などでそれを感じてしまった場合は、いつも激しい怒りを感じてしまいます。

同様に大きな声で挨拶をしても、相手に「無視」されたりすると、同じような怒りを持ちます。

う~、こうして言語してしていくと、自分が相当「頭の硬いおっさん」に思えてきました・・・。

最後は、会話をする中で、自分が求めている「答え」からかけ離れた返答があった場合に、少しイラッとしてしまうことがあります(例:結論からではなく、ストーリーから話を始められたときなど)。

そう思うのは、お互いの時間を大切にしたいという思いがあるためなんですが、結局、自分自身も「自己中」ということなのでしょうね。

俺からボールを返しやすい質問をしたり、発言をしやすい雰囲気を作ってあげることで改善できる事象ではあります。

少しずつスムーズなキャッチボールが増えるように、小さな努力を続けるのみですか!

アンガーログの効果

ログ書きを続けてみて思ったのですが、以前より無駄に怒らなくなってきたように思っています。

アンガーマネジメントの目的は、「目指すのは、起こるべきことには怒り、どうでもいいことには怒らないうようになる状態」と書いてありましたが、まさにそれが少しずつではありますが、実現できてきたように思います。

ログを俯瞰してみることで、感情のクセを知ったことが良かったのかもしれません。

ログを書いていると、時間の経過とともに、怒りの温度が下がっていくこともありました。

怒りそうになったとき、ログに書くのが面倒だから、怒らないでおこうと思ったこともあったはず。

いずれにしても、人生の時間の中で、今までより「怒り」の時間が減ったことは、カラダにもプラスのはずです。

まとめ

ログの書き出しをする習慣はできたので、そろそろ次のステップに進もうかと思っています。

怒りを感じたときにどう振る舞うか、今度は怒ってしまったとき、自分にあった具体的な「行動」をどう作っていくか?

「6秒待つ」など基本的なことはもちろんですが、怒りを鎮める「マジック・ワード」を作るなど、いろいろと試していこうと思います。

1秒でも怒りの時間を減らして、1秒も多く「ハッピー」な気持ちでいれるように、新しいことを少しずつ取り入れていきましょう!