80対16対4の法則 とは?
「80対20の法則」を勝手にアレンジして作った法則が、「80対16対4の法則」であります。
これは、「80対20」の「20」をさらに「80対20」に分けて「16対4」に分解しました。
つまり、全体100から考えますと・・・
・[A] 大多数の80%
・[B] 少数の16%
・[C] 超少数の4%
という3つのカテゴリに分けることができます。
※3つ数値から連想されるのは、「ハインリッヒの法則」(1件の重大な事故・災害の背後には、29件の軽微な事故・災害があり、その背景には300件の異常があるという労働災害における経験則)でしょうか。
使い方
ユーザーさんから、あるサービスに対するクレームの連絡があったとします。
まずそのクレームが、全ユーザーに影響がある問題なのか、あるいは大多数80%に影響があるのか、はたまた少数16%なのか、レアな4%なのかがわかると、その課題に対する対応(障害、課題、問題のタスクのプライオリティ)が変わってきます。
上司に報告する場合も、その課題の影響度を正しく伝える必要があるので、この法則の考え方を使うことができます。
影響度が高ければ高いほど、緊急度がアップするはず。
その影響度をざっくり3つ(100%を加えれば4つ)に分けて考えてみよう!
人間、めったに発生しない問題を指摘されて、お先真っ暗になってしまいがちですが、「80対16対4の法則」で考えると「4%」にも満たない発生率だとしたら、その対処法もラフにできるかもしれません。
まとめ
イレギュラーに振り回されることなく、自信を持って相手に貢献していきたいところ。
「80対16対4の法則」を使って、課題の分類を上手に行っていきたいですね。
ちなみに、「4%」をさらに「80対20」で分解すると「3.2%対0.8%」になります。
新しいグループは、1%未満になってしまいました・・・。