タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

【情シス心得】途中経過を開示する

「今、富士山の5合目に着いたよ!」のように、この中間の報告がとても大事であるという話が今回のテーマである。

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多くの会社様とメールでやり取りさせていただく機会がある。
しかし、その返事がその依頼した内容についての結果がわかってから返事が届いたり、期限を過ぎても連絡が来なくて「どうなりましたか?」と連絡しなくてはならない状況であったりと、その待っている間が非常にストレスで、心に余裕が無くなっている状態になってしまう。

中間のご連絡をいただけるだけで安心できるというのに、非常に残念な気持ちになる。

また、自分の所属するチームにも、ようやくコードレビューの文化ができてきたところで、その効果が出始めたのは最近の事であるのだが、まだメンバーもプルリクエストのタイミングに慣れていないため、コミット量が膨大になりがちである。

こちらについても、レビュアー側の都合もあるのだが、その途中経過を開示してもらったほうが、手戻りのケースが減ってくるように思える。
まあ、毎日経験を積み重ねていけば、徐々に適量のレビューになってくると想像する。

また、ユーザーに利用してもらうアプリケーションについても、プロトタイプとして早めに開示すれば、いざリリースになったとき、「使い物にならない」と言われることはないだろう(こうなるケースは、相当稀であるが、少しの違和感だけで言われてしまうことも十分にありえる)。

見てもらうだけでなく、ユーザーさんにテストを実際に参加してもらうのもいいアイディアかもしれない。実践同様の操作により、想定外のバグを見つけてくれるかもしれないからだ。

結局は、定番中の定番になってしまうが、コミュニケーションが大切であるということだ。

チャットであれば、「今、こういう状況です」といった各々の状況が共有されるので、全体把握も取りやすくなる。
さらに、結果が出るまで沈黙するのではなく、ある程度の変化があったのなら、さらに相手がその情報を求めているのであれば、声を上げない手はないだろう。

ただし、その伝える手段は、対面、電話、メール、チャットとある。
相手とTPOに合わせて手段を使い分けるのがベストだろう。

クレーム対応等で無ければ、メールやチャットの非同期型の方が、相手の時間を奪わなくて済むからだ。