タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

【情シス心得】習慣力を活用する

「誰にでもできる平凡なことを、誰にもできないくらい徹底して続けました。(鍵山秀三郎 氏)」

人間として生まれてきたからには、誰しもが成長したいと考えているはず。
体力アップや健康的で強靭なカラダを手に入れたい(ハード面)、何か新しいスキルを身に着けたい、外国語を習得したい(ソフト面)など、人それぞれに目標があるだろう。

その目標を実現するたった1つの方法がある。

それは「習慣」を変えて、その目標を実現するための行動を取り入れるというものだ。

私も、ついこの間まで、休みの日に一気に寝だめして体力を回復しようとしたり、新しいプログラムの習得を長期の連休でマスターしようと平気で考えていた。しかし、結果はバッチ処理では何も変化しなかった。勉強の例では、一瞬そのスキルが身に着いた気になっただけで、実践で使えるレベルにまでにはならなかった。


では、どうやって「習慣化」させればいいのか?
その答えは、名著『小さな習慣』の中にヒントは隠されていた。

「たった1回の腕立て伏せが、30分の筋トレに発展」
「毎日少しずつするほうが、1日にたくさんするより大きな変化をもたらす」
「毎日少しずつ続ける行動が、一生の習慣の基礎になる」

目から鱗のフレーズ満載であった。
まずは毎日、腕立て伏せの体勢を作ることが大事で、その体勢にさえなれば、誰もが1回で腕立てを止めたりはしないだろう。
自ずと、今できる範囲の回数をプッシュ・アップすることになる。
さらに、徐々に行動を重ねることでパワーアップし、数か月後には回数が数10回、数100回になっているかもしれない。

しかし、急なイベントや体調不良などで、予定していた習慣行動ができない日がある。

そうなった場合、その次の日が最も重要だ。できなかった翌日は、何が何でもそのアクションを必ず実行すること。
それが、習慣の糸を切らせないコツである。

この考えは、『エグゼクティブ・ダイエット』の中で、

「一度は負けてもいいが、連敗はしない」

という学びを得たことによるものだ。


最後に、とにかく頭で余計なことは考えないで「やると決める」、そして「やり続ける」。
ただそれだけだ。

そうすれば、やらない日は罪悪感が生まれ、何が何でもやらないと気が済まないカラダになる。

去年1年間、複数のタスクを実践してみた率直な私の感想だ。