タイガー!タイガー!じれったいぞー!(SE編)

AS400, Java, JavaEE, JSF等の開発、習慣など。日々の気づきをまとめたブログ(備忘録)

セレンディピティをつかまえる

春である。「食欲の春」という言葉はないが、段々と陽気も良くなってきて、毎日、お腹一杯ご飯を食べ過ぎてしまう日も多々ある。
おそらく、夏になれば暑すぎて、スタミナを付けなければと言い訳をして、肉をたくさん食べるだろうし(そしてアイスも)、
秋には「芋煮会」のイベント等で食べまくってしまうことになる。
冬は冬で、「寒さに打ち勝て!」とばかりに、鍋をつまみながら、日本酒をグビグビいってしまうかもしれない。

食事だけではない。

我々は日々、もう勘弁してくれというほどの情報に囲まれて暮らしている。
一説によると、現代人が1日に得る情報量は、江戸時代の人の1年分に匹敵するらしい。

IKKOさんの言葉を借りれば、まさに「どんだけ~」である。目の前にあるたくさんの情報は、決して「マボロシ~」ではないのだ。

これだけ情報が多くあると、いかに効率良く情報に触れるかが重要になってくる。
情報弱者にならないためにも、どこに良質な情報があるかを知る必要がある。

インフルエンサートップランナーの方のブログをRSSリーダーで読む。
TwitterなどのSNSを活用する。
ニュース・キュレーションサービスで、自分の欲しい情報をまとめ読みする。

本当に便利な世の中になったものだ。
最近のニュースサイトでは、自分の閲覧履歴などを元にして、自分好みの記事をピックアップしてお薦めしてくれる。

確かに便利だ。

しかし、ある時、自分好みのニュースサイトや、自分が興味のある人ばかりをフォローしたSNSばかりを見ていては、セレンディピティ(偶然的な素敵な出会い。予想外の発見)が起きにくくなってしまうのではないかと考えてしまった。

そうならないために、2つの方法を思いついた。

「乱読」と「新しい体験をする」ことである。

読書は、体系的な知識を一気に習得できるので、今さらその重要性を説くのは不要だが、自分が興味のない分野の本をたくさん読むことで、なぜ興味が持てなかったのかの気づきを得られるし、場合によっては、今まで食わず嫌いだっただけで、自分の興味の幅が増えるかもしれない。

「新しい体験をする」ことも同様で、心地よい体温の範囲外に身をおくことで必ず新しい発見があるはずだ。
大きな体験でなくても、新しいお店に行くでもいい。

セレンディピティをつかまえるために、行動あるのみである。