15年春の初回参加から早3年半。今回で5回目の参加のJJUG。
- 過去に参加したJJUG
- 2015 Spring
- 2016 Spring
- 2016 Fall
- 2017 Spring
これまでは、開発で使えそうなツール(サービスやライブラリーなど)を仕入れて、比較的に使えそうなものからチームにJoinしていくことが多かったのですが、
今回は、個人的に一番「思考のアップデート」ができたと思っています。
私の中のテーマの1つに次のようなものがあります。
「一流の空気に触れ、手を動かし、そして昨日よりも前進していく」(今考えました)。
この一流に触れる場こそが、JJUGのようなカンファレンスになります。
ということで、以下は振り返り(備忘録)です。
ツール比較しながら語るO/RマッパーとDBマイグレーションの実際のところ
朝いちで迷わずこちらのセッションを選択!
この1セッションだけで、田舎から出てきた甲斐がありました。
ここ2ヵ月内で「QueryDSL」を本番環境で使う機会があったのですが、「JOOQ」という選択肢もあったとは。
Flywayを使ってデータベースの状態をバージョン管理する手法が「目から鱗」でした。全テーブルを完全DDL化できれば、これらは実現可能そう。
早くこういう世界を築いていきたいところです。とにかく「楽したいぜ!!」
モジュールグラフが作られる様子を学ぼう
Qiitaサイトでいつも勉強させてもらっている「opengl-8080」さんのセッション。
風邪気味らしく、確かに調子は悪そう。
短い時間でしたが、今後、JavaのVersionをしていくうえで、とても役立つ情報をいただくことができました。
まずはVersionアップにトライすること。善は急げですね。
LINE で広告プラットフォームを Java + Golang で立ち上げた話
広告関連の仕事のため、話はまったくチンプンカンプンでしたが、「Kafka」や「Apache Avro」など、言葉だけでもいただきました。
言葉を知るだけでも、帰って調べることができます。「Zabbix」や「SPOF」などの言葉もJJUGで知ったものでした。
今回は、当セッションではなかったと思いますが、お2人の方から「ハッピーパス」という言葉を使っておられました。私も真似して使っていきたいですね。
思考停止しないアーキテクチャ設計
長しのアーキテクトの方のお話。最初に「会社をつくろう」のゲーム紹介で笑いを取った後のお堅いお話。
年齢や立場的に、アーキテクチャ設計をバリバリできるようになりたいところですが、まったくできておりません。。。
アーキテクチャの意思決定の記録として、「ADR(Lightweight Architecture Decision Records)」というものを知りました。
これは使えそう。今回、プログラム以外のものをコード化する風潮を感じました。
現在、『アーキテクチャ大全』をご執筆中とのことで、ぜひ購入して活用させていただきたいと思っております。
複雑なドメインに泥臭く立ち向かう
本当に素晴らしいセミナーでした。スタンディング・オーベーションしたくなるほど。
言葉ひとつひとつに切れと熱がございました。「一本道をみつけていこう」というフレーズに稲妻が走りました。
他にも「現実世界はシステムのためのものではない」、「主語の明確化」、「カスタマーサポートの人は、ドメイン・エキスパートの道をたどった人」、「バケーションの写真(ドキュメント)」、「腐敗防止層」などなど、実践で使える「ものの見方・考え方」を得ることができました。
講師の推奨図書『ユーザー・ストーリー・マッピング』は、必ず読みます。
Java を活用したマイクロサービスのための Kubernetes 活用
寺田さんのセミナーを聞いて1つだけわかったことがあります。
どんなテーマであれ、寺田さんのセッションが目の前にあれば、必ず聞かなければならないということです。これはマストということです。
k8sは、今の自分にはまったく必要ありませんが、本当に寺田さんの話を聞けて良かった!
間の取り方、声の抑揚、スライドの作り方。すべてが美しい!!
「解決方法は1つではない」。こういった原理原則をあらためて聞けるだけで日々の仕事にも活かすことができます。
先にも書きましたが、今の自分が優先的に取り組むタスクがJava11への移行であることが明確になりました。
コードをどまんなかに据えた設計アプローチ
前回のセッションを聞いて、すっかりファンになってしまった「irof」さんのお話を選択。
本当にコードを書くことが好きなんだなぁと実感しました。ドキュメントがコードに落とし込まれるまでのストーリーが時系列で聞けて、とても面白かったです。
StringをEnumにしたりは出来ていましたが、より特化したクラスを準備すべきということがわかり、次回はさっそく取り入れていきたいと思いました。
「クラスを作るのは一瞬でしょ」。まさにその通りでございます。
次回は2019年春。こちらも参加することは決まっています。
それまでの間に、今回発見した課題をほぼクリアにしたいですね。くどいようですが、Java8ばかり触ってないで、Java11移行ではまりまくりたいと思っています。