AS400+Zabbix連携ネタの続きです。
今度は、AS400が開いているポートを継続監視します。とりあえず、今回は、TELNETポート23を監視してみようと思います。
①アイテム追加
- 設定→ホスト より、「AS400」ホストを選択し、アイテムのリンクより画面右上の「アイテムの作成」をクリック。
項目 | 設定値 | 備考 |
---|---|---|
名前 | Port監視(23_telnet) | 当アイテムの名前 |
タイプ | シンプルチェック | |
キー | net.tcp.service[tcp,,23] | TCP23ポートをチェック |
ホストインターフェース | 192.168.1.250:10050 | |
ユーザー名 | ||
パスワード | ||
データ型 | 数値(整数) | 1:サービス起動 0:サービス停止 |
データの形式 | 10進数 | |
単位 | ||
乗数 | ||
更新間隔(秒) | 0 | ここでは設定せず。次の更新間隔カスタマイズを優先 |
更新間隔カスタマイズ | 定期設定 m/1 | ※この設定で常に00秒時にデータを取得する |
キー・ダイアログ
- キー項目の右端の【選択】ボタンで、下記のようなダイアログが表示します。
②グラフ追加
- グラフは、①で設定したアイテムの名前を選択します。
③トリガー追加
トリガー
- トリガーは、1分ごとにキーを取得し、連続3回すべて0(サービス停止)の場合に、「障害」とするようにしました(1回でもいいような気も・・・)。
- 障害時の通知処理は、メールやslack等で受け取れるようにします。
【条件式】 {AS400:net.tcp.service[tcp,,23].last(#3)}=0
依存関係
- 依存関係の設定は、必要に応じ、AS400自身のICMPのping監視や上位のスイッチなどのICMPのping監視を設定します。依存関係は、依存設定したアイテムが有効である場合にのみ、今回対象のトリガーを生かします。
- 今回は、すでにICMPテンプレートを適用していたので、そのテンプレートの中の1アイテム「AS400: {HOST.NAME} is unavailable by ICMP」を依存先として追加しました。AS400へpingが飛ばない場合には、TCP23ポートの障害としては発砲されません。
※以上で、設定は完了です。
次回は、as400のNTPクライアントの話を書きたいと思います。