IBM提供のコマンドでオプションありのものについては、デフォルト値をユーザーが指定できるようになっています。
CHGCMDDFT コマンドを入力し、F4プロンプトを呼び出すと、下記のような画面が表示されます。例では、テープ初期化コマンドでの固定値を設定させようとしています。
コマンド省略時値変更 (CHGCMDDFT) 選択項目を入力して,実行キーを押してください。 コマンド . . . . . . . . . . . INZTAP 名前 ライブラリー . . . . . . . . . . . *LIBL 名前 , *LIBL, *CURLIB 新しい省略時 パラメーター・ストリング . . 'NEWVOL(YYMMDD) NEWOWNID(TIGER) CHECK(*NO) D ENSITY(*CTGTYPE)' 終り F3= 終了 F4=プロンプト F5= 最新表示 F12= 取り消し F13= この画面の使用法 F24= キーの続き
CHGCMDDFT CMD(INZTAP) NEWDFT('NEWVOL(YYMMDD) NEWOWNID(TIGER) CHECK(*NO) DENSITY(*CTGTYPE)')
注意点
- ただし、一度変更してしまうと、変更した内容を確認したり、デフォルト設定に戻したりできなくなってしまうようです。
- さらにOS iをVersionアップしてしまうと移行できないかもしれません。VersionアップやServer移行時でも必要なものについては引継ぎできるように、初期値を変更したコマンドは、記録しておくことをお勧めします。