概要
- AS400ライブラリーやオブジェクトの保管の基本は、何と言ってもLTOテープでしょう。
- 今回は、LTOテープへのデータ保管用コマンドをまとめておきたいと思います。
コマンド
テープ装置名の確認
WRKDEVD DEVD(TAP*)
- テープ装置名は、初期値のままであれば、「TAP01」となっているかと思います。
- はじめてテープへ保管する場合には、WRKDEVDコマンドにてテープ装置名を確認しておきましょう。
テープの初期化方法
INZTAP DEV(テープ装置名) NEWVOL(テープID) NEWOWNID(所有者ID)
CHECK(*NO) DENSITY(テープ密度)
パラメータ
- DEV
- テープ装置名
- NEWVOL
- テープのボリュームID。日付などのユニークな値をセットすべきでしょう。
- NEWOWNID
- 所有者ID
- DENSITY
- テープ密度
- CTGTYPE : 取り付けられたカートリッジ・タイプの装置によってサポートされる最大容量密度または形式が使用される
- DEVTYPE : テープ装置によってサポートされる最大容量密度または形式が使用される
ライブラリー保管
SAVLIB LIB(ライブラリー名) DEV(テープ装置名) ENDOPT(終了オプション)
パラメータ
- ENDOPT
- *REWIND : 操作の終了後に,テープは自動的に巻き戻されますが、イジェクトはされません。
- *LEAVE : テープは、操作の終了後に巻き戻し、イジェクトはされません。
- *UNLOAD : 操作の終了後に,テープは自動的に巻き戻されますが、イジェクトされます。